原爆症認定問題に関する安倍首相発言
長かった。本当に長かった。でも、ようやくここまで来たんだ。と、この被爆者問題に関わる人たちは思ったことでしょう。
報道によると、8月5日、広島市内で行われた被爆者関係7団体からの要望を聞く会の席上、安倍晋三内閣総理大臣は、原爆症認定基準の問題に触れ、専門家の判断のもとに見直しを検討したい旨発言したそうです。また、あわせて久間前防衛大臣の発言にも触れ、謝罪したとも報道されています。
――長崎原爆松谷訴訟の最高裁判決が2000年7月18日。その後、被爆者援護と核兵器廃絶を願う多くの人々の声をよそに、運用を後退させた「原爆症認定に関する審査の方針」が採用されたのが翌2001年5月25日、これに怒った全国の被爆者が集団訴訟を提起したのは、2003年4月17日から。千葉でも、東京・近畿(大阪・京都・兵庫)とともに同年5月27日に提訴しました。現在、全国の提訴者は266人、提訴後に亡くなった原告は35人にのぼります。
被爆者は、お金が欲しくて裁判を起こしているのではありません。語りたくもない、思い出したくもない、考えたくもない、それだけでも胸が張り裂けそうになるのに、自分たちのような被爆者を二度と作らないために、自らをさらけ出して、自分の病気は原爆のせいだと叫んでいるのです。
ともかくも、これが原爆症認定問題の終わりの始まりになることを願い、否、誓って、さらに僕たちは核兵器廃絶に向かって邁進しなければなりません。
これからが、私たちの運動の力の本当の見せ所です。
あと6時間半余り経つと、広島に原爆が落とされてから62年目となります。
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